人材サービス大手のパソナグループは、兵庫県の淡路島に、農業体験ができる施設「淡路ネイチャーラボ&リゾート」を開設する。農業や食を通じて自然との共生を来園客に学んでもらう。今年10月から来秋にかけて、淡路市内の約3・8ヘクタールの敷地に、農園やレストラン、滞在施設を順次オープンさせる予定だ。
敷地内の約9割を農園が占め、来園客は農薬を使わない野菜栽培のほか、
来秋には、農業を楽しみながら1棟当たり5人程度が滞在できる施設も、計11棟整備する。材料には自然素材を使い、太陽光など再生可能エネルギーで電気を賄う計画だ。
園内では、企業や大学、研究機関などが交流するためのセミナーやイベントも開催する。地球環境の保全など国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた情報を積極的に発信する。
淡路島を舞台にパソナは、2008年から農業支援や、テーマパークの運営など地域の活性化に取り組んでいる。12年には廃校を活用した複合施設「のじまスコーラ」を建設し、農産物の直売所や動物園を運営する。17年開業のテーマパーク「ニジゲンノモリ」では、アニメや漫画の世界観を再現する。昨年からは本社機能の一部を淡路島に移し、役員や社員らが段階的に移り住む計画を進めている。
自然と共生、淡路で学ぶ…農業体験施設、パソナが10月オープン - 読売新聞
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