ロサンゼルス・レイカーズでプレーしている、カーメロ・アンソニー選手。NBA界の大ベテランである彼は、プロアスリートとしての課題や、メンタルヘルスとスポーツの関係について明かした。 【写真】うつ病の経験を明かしたセレブ13人 9月14日に発売された新刊『Where Tomorrows Aren't Promised』について、ドリュー・バリモアと対談したカーメロ選手。執筆のため、アスリートとしての自分の生活を振り返ったことで、新たな気付きもあったそう。
「アスリートは、アスリートであるがゆえに自然と気分が落ち込んでしまうものだと思います。メディアへの対応や、最高レベルのパフォーマンスなどを日常的に経験するし、家族よりもチームメイトと過ごす時間の方が長く、休日がないこともある。だから、一般の人には理解できないことも、アスリートにはたくさんあります。実際に本を書き始めるまでは、自分が何者なのか、本当の意味を知ることができませんでした」 また『PEOPLE』のインタビューでは、「(37歳の)自分のNBAのキャリアは終盤に差し掛かっている」と言い、早い段階で本を書こうと考えたとコメント。 「このような話(アスリートとしての課題)を共有したいと思ったことはありませんでした。でも、今こそ、ほとんどの人が知らない部分を伝える時だと思ったんです」 「私自身、今の世代やその前の世代とのつながりを感じています。だからこそ、このタイミングでやらなければならない。若い世代から年配の方まで、いろんな人に共感してもらうためには、この時期が最適だったんです」
8月には、カーメロ選手が長年の友人であるレブロン・ジェームズ選手と一緒に、ロサンゼルス・レイカーズでプレーすることが発表。「一緒に最高のものを作ろうと思っている」と話し、10月のシーズン開幕に向けて準備をしているよう。 大坂なおみ選手やシモーネ・バイルズ選手など、スポーツ界で議論されている、アスリートのメンタルヘルスの課題。今回のカーメロ選手の発言も、選手が尊重され、問題解決に向けての環境づくりの一歩となるはず。
「気分の落ち込みは自然」NBA選手が語る、アスリートの心の健康(コスモポリタン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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