
台風など自然災害で起きた停電を復旧させる技能を電力会社の社員が競い合う大会が秋田市で開かれています。
この大会は、台風などの自然災害で電線が切れ停電が起きたときに、復旧作業を迅速に行えるように技能を競い合う目的で、東北電力ネットワーク秋田支社が毎年開いているものです。
会場の秋田市の配電訓練所には、県内の事業所から配電作業にあたっている16人の社員が集まりました。
競技は4人が1つのチームとなり、台風で電線が切断され停電が起きたという想定で行われ、まず最初に、作業にあたり注意する点や周囲に危険物が落ちてないか全員で足場などを確認していました。
その後、参加者たちは作業車で10メートルほどの高さまでのぼり、発電を行う電源車からケーブルを出して、高圧線につないで送電を確認したり、切断された電線を補修したりしていました。
安全性や仕上がり、速さなどが審査され、参加者たちはお互いに声を掛け合いながら作業を進め、日頃の訓練の成果を発揮していました。
東北電力ネットワーク秋田支社の堀内孝配電部長は「去年のように雪による停電被害が起こったときなどに迅速に対応できるよう、さまざまな状況を想定して日頃から訓練を積んでいきたい」と話していました。
電力会社が自然災害による停電の復旧技能競う大会 秋田|NHK 秋田県のニュース - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment