小松の自然学校と愛好団体 制作中
小松、加賀両市にまたがる鞍掛山(四七七メートル)の四季折々の自然や登山道をまとめたパンフレットの製作が進んでいる。小松市側の麓、滝ケ原町の交流施設「里山自然学校こまつ滝ケ原」と愛好家団体「滝ケ原町鞍掛山を愛する会」が三月に完成させ、イベントなどで配布する。 (井上京佳)
パンフレットは「鞍掛山を楽しむ 自然と文化」と題し、サイズは持ち歩きしやすいA5判で約五十ページ。小松、加賀両市から十ある登山道をはじめ、山頂近くの山小屋「山の学校 鞍掛山」や里山自然学校などの周辺施設を紹介する。
季節ごとに鞍掛山で見られる花やキノコ、昆虫などのカラー写真も載せ、自然を学びながら登山や散策を楽しめる。四千部発行する予定。
編集は、今年で結成二十五周年を迎える愛する会の山下豊会長と真栄(まえ)隆昭さんが担当する。鞍掛山と名が付く山は全国にあり、同会は各地の山に登って交流を深めてきた。パンフレットにはこれまでに登った二十一カ所の鞍掛山リストを載せ、会の二十五年の歩みも紹介する。
山下さんは「地域活性化を目指して、自然を保護しながら、まちに人を呼びこむ活動をしてきた。集大成となるパンフレットにしたい」と話している。
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