
箱根山の火山活動が活発になったあと、7年近く立ち入りが禁止されている「大涌谷自然研究路」について、神奈川県などは、安全対策が完了したとして、まん延防止等重点措置が解除された後、観光客の立ち入りを再開することを決めました。
「大涌谷自然研究路」は、噴煙の様子などを間近に見ることができる観光客に人気の散策路ですが、平成27年5月に箱根山の噴火警戒レベルが「2」に引き上げられたあと立ち入り禁止となり、その後、レベル「1」になった後も、安全対策のため引き続き立ち入り禁止となっていました。
これについて、神奈川県や箱根町などで作る「箱根山火山防災協議会」は、噴石対策として、新たに避難用シェルターを設置したことや火山ガスの検知器を増設したこと、さらに、観光客が立ち入る際は、団体行動とし、定員や時間を限って監視員が引率することなど安全対策が完了したとして、神奈川県のまん延防止等重点措置が解除されたあと立ち入りを再開することを決めました。
箱根町の勝俣浩行町長は、「新型コロナのため観光客は例年の半分以下に減っている。自然研究路の再開が観光の起爆剤になることを期待している」と話していました。
箱根 「大涌谷自然研究路」への立ち入り 7年ぶり再開へ|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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