新型コロナウイルス対策で、山口・島根両県に適用されていた「まん延防止等重点措置」が解除され、初めての休日となった23日、山口市の公園では親子連れが自然観察のイベントを楽しみました。
このイベントは、山口市にある「きらら浜自然観察公園」で開かれ、親子連れなどおよそ40人が参加しました。
参加者は、公園内に自生しているイネ科の植物「ヨシ」について、公園の担当者から、茎がとても長く、湿地にあるヨシ原には日本一小さなネズミのカヤネズミなど希少な生物が生息していると説明を受けました。
その後、参加者はヨシ原に移動して、2メートルほどの高さに生い茂ったヨシをかき分けたり足で踏んで道を作ったりして、自然観察を行いました。
参加者の中には、カヤネズミの巣を見つけた女の子もいて、家族に興奮した様子で知らせていました。
宇部市から参加した小学3年生の女の子は「カヤネズミの巣を初めて見つけられた。イベントに参加して楽しかった」と話していました。
ガイドを務めた「きらら浜自然観察公園」の渡邉徹さんは「ヨシ原は開発で埋め立てられたため、県内でも少ない。貴重な生き物がすむヨシ原の環境を守るとともに多くの人にヨシ原を知ってもらう取り組みを続けていきたい」と話していました。
「まん延防止」解除 山口市の公園で自然観察会 家族で参加 |NHK 山口県のニュース - NHK NEWS WEB
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