びわ湖によく出る虹をきっかけにびわ湖のさまざまな自然現象を詳しく知ってもらおうと、滋賀県草津市にある琵琶湖博物館で企画展が開かれています。
企画展は、「琵琶湖の虹が映える理由」と題して、びわ湖の自然現象の原理を紹介する内容で、解説パネルや写真などおよそ100点が展示されています。
このうち解説パネルの1つでは、びわ湖に虹がよく出る理由について、太陽光の反射に必要な水分が多いことを挙げ、人工的な障害物がないためきれいに見えることから虹の名所になったと紹介しています。
また、写真のコーナーでは、博物館の職員が撮りためてきた11枚の写真が集められていて、青空や夕焼け空にかかったさまざまな虹の姿を楽しめます。
会場にはほかにも、びわ湖に存在する「湖流」と呼ばれる水の流れや、湖全体に酸素を行き渡らせる「全層循環」と呼ばれるびわ湖ならではの現象についてもわかりやすく紹介されています。
琵琶湖博物館の戸田孝専門学芸員は、「びわ湖の虹は白い雲や青い空、下には湖ととても絵になります。難しい物理現象をきれいな虹から学んでもらえたらうれしい」と話していました。
「琵琶湖の虹が映える理由」展は、事前予約制で3月6日まで開かれています。
びわ湖でなぜ虹がよく出る? 自然現象知る企画展|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment