相思相愛の両者によるコラボレーション第5弾。デザインテーマは「里山」
野外活動での使用に耐えるタフで精度の高い性能と、抜群の操作性を備えたアウトドアウォッチ・プロトレックと、「自然のちからで、明日をひらく。」のメッセージのもとに、日本各地のさまざまな自然環境の調査と保護活動を続けている日本自然保護協会。
これ以上ないといっていいほど好相性の両者が初めてタッグを組んだのは2018年のこと。以来毎年、工夫を凝らした魅力的なコラボレーションモデルを送り出し、今回の「PRW-51NJ」が第5弾となる。
2022年のデザインテーマは「里山」。暗所で美しく輝く緑色のネオンイルミネーターは、里山の水辺に舞う蛍をイメージしたもの。クロスバンドに描き出されたカモフラージュ柄は、日本自然保護協会が守ろうとする里山の風景と、そこに棲む生きものたちをモチーフにしたものだ。
過去のコラボではイヌワシやオオルリシジミといった絶滅の危機に瀕した生きものたちをモチーフにしてきたが、「PRW-51NJ」ではやはり絶滅危惧種である猛禽類・サシバをモチーフとしたイラストを裏ぶたに刻印している。
もともと人間の暮らしに近い里山付近に生息していたサシバも1970年代頃から確認数減少が報告され、ついに2006年12月には環境省レッドリストにおいて絶滅危惧Ⅱ類として指定されるに至っている。
気づかないうちに姿を消していく生きものたちに改めて思いを馳せることが、日々の生活の中で自分の行動を変えるきっかけになるかもしれない。
●ケースやバンドに再生素材を使用。身近な行動で未来を変えるという思いを体現
「PRW-51NJ」のもうひとつの大きなポイントが使用素材だ。持続可能な社会の実現に向け多くの企業や個人が行動しているが、この最新モデルでは植物由来の樹脂素材“バイオマスプラスチック”と、ペットボトルを原材料に作られた“再生PET素材”を、どちらもカシオの時計製品としては初めて使用している。
バイオマスプラスチックが用いられているのは本体を構成するケースとウレタンバンド、そして裏蓋の樹脂部分。再生PET素材が用いられているのは、本体付属のシリコンバンドと別に、もう1本同梱されるクロスバンド。
精度と耐久性を重視するPROTREKが再生素材を材料とすることの意義は大きく、二重の意味で自然を愛する者が腕に巻くツールにふさわしい。
もちろん方位や温度、気圧/高度を正確に計測するトリプルセンサーや、わずかな光を動力に変えて駆動するタフソーラー、世界6局の標準電波を受信する時刻修正機能、いつでも正確な時刻を確認できるマルチバンド6、雪山など過酷な環境にも負けない-10℃の耐低温仕様など、本格的な登山にも対応できる高度な実用性も装備する。
自然への愛情とアウトドアウォッチとしての高い実力を、シンプルな佇まいの中に秘めた実力派ギア。身近な行動から未来を変えたい、そんな思いをさりげなく手元でアピールできる1本だ。
●製品仕様
・価格(消費税込):6万4900円
・ケースサイズ:51×47.4×14.5mm
・質量:55g
・ケース、ベゼル:樹脂、ステンレススチール
・ストラップ:デュラソフトバンド(シリコーン樹脂)、再生PET素材を使用するクロスバンドを付属
・ムーブメント:キャリバー ホイヤー 02
・使用電源、電池寿命:タフソーラー(ソーラー充電システム)
・防水性能:10気圧防水
・発売日:2022年3月25日
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