八重山周辺の風力発電計画 “自然破壊や騒音おそれ” 鹿児島市に計画反対署名を提出[06/16 20:09]
鹿児島市郡山町の八重山周辺で計画されている風力発電施設の建設に反対する市民グループが、１６日、鹿児島市に計画に反対するよう求める署名を提出しました。
鹿児島市郡山町と薩摩川内市入来町にまたがる標高６７７メートルの八重山とその周辺では、東京の企業が風力発電用の風車などの建設を計画しています。風車は最大で高さが１５４メートル、直径が１２０メートルのものを９基建設し、最大出力は３万キロワットです。
反対する市民グループ「八重山こいやまを守る会」は、大規模な森林伐採による土砂災害や自然破壊、騒音などによる住民の健康被害などのおそれがあると訴えていて、１６日はメンバーらが鹿児島市の下鶴市長に計画に反対するよう求める、およそ１万２８００人分の署名を提出しました。
（八重山こいやまを守る会 鮫島亮二共同代表）「再生可能エネルギーの推進は大いに賛成するところです。しかしそれは地域が主体となって進められるべきではないでしょうか」
市民グループは引き続き、署名活動などを進めていく方針です。
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