はくさん響友会が練習に熱 12月披露
白山市内で活動する和太鼓団体でつくる「はくさん和太鼓響友会」が、オリジナル曲を作り、練習を始めている。市内の各団体が一緒に演奏し交流することで、太鼓技術の向上や文化の継承につなげる。十二月に美川文化会館アクアで開く演奏会で披露する。 (青山尚樹)
同会所属のチームが、合同でオリジナル曲を演奏するのは今回が初めて。各団体の指導者や小学六年生以上の子どもたちが演奏を練習。来年以降は、今年の経験者らが中心となって子ども全員を対象に指導し、練習を重ねる。
大阪府高槻市を拠点に活動する和太鼓団体「和太鼓政や」の政本憲一代表(42)が作曲を担当。オリジナル曲「山河ノ響(ひびき)」は、白山や手取川の広大な自然をイメージ。山の頂から流れる水が一つに集まり海に流れていく様子を、細かい太鼓の音が次第に重なり複雑に混ざり合うような音で表現。迫力満点の曲に仕上げた。
八月三十一日夜に、白山市福留町の浅野太鼓楽器店で初回の練習会があり、十五人が参加。講師を務めた政本さんは「太鼓には、ドレミがないから音の強弱が大事。手首だけでなく肘を使って」などと指導した。
練習は、演奏会までに計四回実施する。参加した和太鼓つばきの粟木未佑(みう)さん(22)は「普段の練習とは、バチの振り方や力の込める所が違った。これからしっかり練習していきたい」と話した。
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