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Sunday, October 2, 2022

「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を1日で巡ってみた!【後編】神戸市灘区 - KissPRESS

自然とアートの融合!六甲山で秋の芸術散歩

8月27日より六甲山(神戸市灘区)で開催中の「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」は、山上にある10の会場で総勢38組のアーティストの作品が鑑賞できる現代アートの展覧会。

秋の六甲山の自然も楽しめる本展の魅力を、実際に会場を巡ってきた筆者がレポートします!今回は「中編」の続きをお届けします♪

「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を1日で巡ってみた!【前編】

「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を1日で巡ってみた!【中編】

「六甲ガーデンテラス」「六甲ガーデンテラス」
お昼も済ませ、『ROKKO森の音ミュージアム』を後にした筆者は再びバスに乗車。次なる目的地『六甲ガーデンテラス』会場へと向かいます。


マキコムズ「マキコムズん家」/総合インフォメーション内マキコムズ「マキコムズん家」/総合インフォメーション内
ガーデンテラスに到着後、まずは総合インフォメーションに展示された「マキコムズん家」を鑑賞。神戸市在住のマスダマキコさんとカワサキマキさんによるアートユニット「マキコムズ」の作品が室内一面に展示されています。
「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を1日で巡ってみた!【後編】神戸市灘区 [画像]
こちらは「羊型のオブジェ」に綿棒を差し込んでいくことで、会期中にモフモフの羊さんが完成する“来場者参加型”アート。
「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を1日で巡ってみた!【後編】神戸市灘区 [画像]
綿棒の先端をこすりつけて、モフモフの状態にして差し込みます。
みょうじなまえ「ラブリー♡マミちゃんポップアップストア 六甲ミーツアート店」みょうじなまえ「ラブリー♡マミちゃんポップアップストア 六甲ミーツアート店」
続いて、敷地内にある雑貨のセレクトショップ『ホルティ』へ。店内には、みょうじなまえさんと、星谷モモ+星谷マオさんの作品が展示されています。写真はみょうじなまえさんの作品「ラブリー♡マミちゃんポップアップストア 六甲ミーツアート店」。
みょうじなまえ「ラブリー♡マミちゃんポップアップストア 六甲ミーツアート店」みょうじなまえ「ラブリー♡マミちゃんポップアップストア 六甲ミーツアート店」
みょうじさんは“女性の身体、性、アイデンティティと、その消費をめぐる問題”をテーマに作家活動をされている、兵庫県出身のアーティストです。
kammy+OK!「六甲山の乳搾り」kammy+OK!「六甲山の乳搾り」
ガーデンテラス内の「見晴らしのテラス」にも屋外展示が。写真は筆者の琴線に触れた「六甲山の乳搾り」。乳牛と牛乳パックが一体化したモチーフからは可愛さだけでなく、私たちが生きていくための“糧”として存在する“家畜”の存在を考えさせられます。
「自然体感展望台 六甲枝垂れ」「自然体感展望台 六甲枝垂れ」
お次はガーデンテラスの人気スポット『自然体感展望台 六甲枝垂れ』へ。
淀川テクニック「六甲山ムツコ グリボウ グリグリボウ」淀川テクニック「六甲山ムツコ グリボウ グリグリボウ」
展望台の入場口の前に巨大なオブジェを発見!鳥取を拠点に活動している淀川テクニックさん作の「六甲山ムツコ グリボウ グリグリボウ」という作品です。対峙した時に感じる圧倒的な存在感がすごかった…。
松本かなこ「温和な庭」松本かなこ「温和な庭」
ガーデンテラス会場でのアート鑑賞を満喫した筆者は、そのまま徒歩で『六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅』会場を目指すことに。道中にもアートが配置されているので見落とさないようにご注意を。
にしかわしょう子「Let's go★at Peace」にしかわしょう子「Let's go★at Peace」
こちらも道中で出会った、にしかわしょう子さんの「Let's go★at Peace」という作品。顔はめパネルの前にあるスマホスタンドがいい味を出しています(笑)。
作家さんは日によっていらっしゃらない場合もあります作家さんは日によっていらっしゃらない場合もあります
エリア内に設営された小屋の中には、可愛いヤギとアーティストご本人がいらっしゃいました。期間中もアートの制作を続け、制作過程も含めて展示されているそうです。※ヤギはおさわり禁止。
「六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅」「六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅」
作品との出会いを楽しんでいるうちに、目的地の『六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅』会場に到着!ここには今年の公募大賞のグランプリ作品が展示されています。
二ノ宮久里那「Transience(とらんじぇんす)」二ノ宮久里那「Transience(とらんじぇんす)」
こちらがグランプリ作品の「Transience」。毛糸や麻糸等、様々な素材を編み込んで制作されており、制作に着手したのは今から14年も前だそう…!
「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を1日で巡ってみた!【後編】神戸市灘区 [画像]
ダイナミックさと繊細さを両立しており、見ていて飽きがこないのも、作品の持つ“凄み”のなせる技なんでしょうか。
「六甲山ビジターセンター」「六甲山ビジターセンター」
六甲山頂駅での鑑賞を終え、アート巡りもいよいよ終盤に。バスに乗り込み『兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)』会場へ向かいます。
名村可奈子「山頂の遊具」名村可奈子「山頂の遊具」
同会場では2つの屋外作品を展示。見晴らしも良いので、のんびり一休みするのに最適なスポットでした。
「六甲サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)」「六甲サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)」
ラストを飾るのは、ビジターセンターから歩いて5分ほどの距離にある『六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)』会場。
横山裕一「ネオ万葉」横山裕一「ネオ万葉」
こちらの会場では海外での評価も高いイラストレーター・漫画家、横山裕一さんの漫画作品「ネオ万葉」が展示されています。
「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を1日で巡ってみた!【後編】神戸市灘区 [画像]
日本最古の歌集「万葉集」に書かれた和歌をテーマにした“ネオ漫画”の独創的な世界観に圧倒されること間違いなし(笑)。これにてアート散歩の全行程が終了しました!
「六甲ケーブル山上駅」「六甲ケーブル山上駅」
もうひとつ『六甲高山植物園』会場もありますが、今回はスケジュールの都合上泣く泣く断念…。時刻は14時50分、所要時間は約4時間半でした。休憩をはさみながら回っても、1日あれば全会場を回りきれると思います。

9月23日からはナイトイベント「ひかりの森~夜の芸術散歩~」も始まるので、ぜひ家族や友人と一緒に足を運んでみてください♪


郵便局のテラスから望む神戸の街並み!郵便局のテラスから望む神戸の街並み!
最後に余談をひとつ。ビジターセンターとサイレンスリゾートの道中にある『六甲山郵便局』は隠れたビュースポットで、裏手のテラスから六甲山の絶景を望むことができます。しかも無料です!

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