「やんばるフラッペ」(県環境部自然保護課提供)
世界自然遺産の恵みを召し上がれ―。沖縄県は遺産登録地の国頭、大宜味、東のやんばる3村産のフルーツをふんだんに盛り込んだご当地スイーツ「やんばるフラッペ」を開発し、9月21日から販売している。国頭、東産パイナップルの甘味と酸味、さっぱりとした大宜味産シークヮーサーの後味、国頭産バタフライピーの色味が好評だ。
県環境部は世界自然遺産登録推進の一環で、2020年度からやんばる3村の産品を使った食品開発に取り組み、テイストメイドジャパン(東京都)がレシピを考案した。
フラッペは税込み1100円。9月下旬から販売する国頭村辺土名の「cafe&bar 92stance(クニスタンス)」店主・島袋優樹さんは「やんばる産のフルーツを使っておいしいと好評だ。旬のフルーツを使って季節ごとのバリエーションを増やしていきたい」とした。
自然保護課自然遺産保全班の半澤珠里さんは「食を通して世界自然遺産を感じてほしい」と呼び掛けた。
県は協力店を募っている。レシピ、制作動画はテイストメイドジャパンのユーチューブで公開されていて「やんばるフラッペ」で検索できる。クニスタンスへの問い合わせは電話090(7585)0378。
(安里周悟)
世界自然遺産の恵み「やんばるフラッペ」いかが? パインにシークヮーサー、バタフライピー、味も彩りも好評 沖縄県が商品開発 - 琉球新報デジタル
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