先日、14回目となるラムサール条約締約国会議が、中国湖北省武漢とスイスジュネーヴで開催されました。締約国172ヶ国が参加し、国土交通省北海道開発局はジュネーヴ会場で、釧路湿原自然再生事業について発表を行いました。
日本最大の湿原である釧路湿原は、1980年に国内初のラムサール条約登録湿地となりました。その後、自然再生推進法に基づき、国、関係自治体、流域住民が連携して自然再生事業を展開してきました。
近年、釧路湿原においても気候変動の影響が懸念されることから、湿原の自然環境を保全し次世代に引き継いでいくために、官民学の連携で、最新の科学に基づく分析や解析を使って気候変動に対する適応策の技術の構築と共有を行う組織作りを進めており、今回この取組を紹介してきました。
北海道からは、北海道開発局、北海道大学、北海道河川財団、釧路湿原の事業に関わる建設コンサルタント4社の方々が参加しました。当日は満員御礼の大盛況で、釧路湿原での取組を世界に向けて発信しているという手応えを感じました!
発表タイトルです。
「日本の釧路湿原において、どのようにして気候変動に適応できるのか?
@@@- 科学、対策の実施、住民との連携 - 」
釧路湿原の概要を発表する北海道開発局職員(もちろん英語です)。
釧路湿原自然再生事業の発表に集まった各国の参加者たち。
ポスターセッションで説明する北海道大学山田教授。
ポスターセッションで使用したポスター。かわたびマークが、さりげなく付いています。
日本から持ち寄った折り紙やお菓子に興味津々の参加者。
展示ブースに集まる各国の参加者たち。
北海道からの参加者一同。世界への発信、お疲れ様でした。
[フォトレポート]釧路湿原自然再生事業をスイスから世界に発信! ~ ラムサール条約締結国会議に参加|かわたびほっかいどう - kawatabi-hokkaido.com
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