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Tuesday, December 20, 2022

ロシアのプーチン氏専用機、不自然な動き ウクライナ軍の追尾避ける? - 時事通信ニュース

2022年12月20日20時30分

ロシアのプーチン大統領が使用した政府専用機=2021年6月、ジュネーブ(EPA時事)

ロシアのプーチン大統領が使用した政府専用機=2021年6月、ジュネーブ(EPA時事)

 ロシアのプーチン大統領が19日、ウクライナ侵攻に協力する同盟国ベラルーシを訪れた際、政府専用機が不自然な動きを見せていたことが分かった。通常、予備機も含めて2機で運用されるが、首都モスクワと第2の都市サンクトペテルブルクから同日午後、ほぼ同時に出発。どちらに搭乗しているか分からないようにした。ウクライナ軍の追尾を避ける狙いがあったもようだ。

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 ベラルーシの独立系メディアが、航空機位置情報サイトで分析した結果を通信アプリ「テレグラム」に投稿した。政府専用機はロシア製のイリューシン(IL)96型旅客機がベース。
 投稿によると、モスクワから19日朝、サンクトペテルブルクに専用機2機が移動。うち1機が午後2時半ごろにベラルーシの首都ミンスクに向けて離陸した。これとほぼ同時刻にモスクワから別の専用機が出発した。
 首脳会談に同席したラブロフ外相とショイグ国防相は、既に昼頃までに到着しており、専用機の午後の動きは専らプーチン氏の移動に関係しているとみられる。
 2機のどちらにプーチン氏が搭乗したかについて、この独立系メディアはサンクトペテルブルク経由だったと推測。「大統領がミンスクに到着した」とタス通信が伝えたのは、約1時間のフライトを経た午後3時半すぎで、つじつまが合う。ミンスクまでほぼ南下する航路を取ることで、ウクライナ周辺の飛行を回避した可能性がある。

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