企業の社有林など生物多様性が守られてきた場所を環境省が「自然共生サイト」として認定する制度が、新年度から本格的に始まる。2030年までに陸・海の少なくとも30%を保全する目標達成に向けて、民間での取り組みを促す。
国立公園など保護地域でなくても、民間の手で自然が守られている地域や、企業の敷地として管理された結果、希少な動植物が生息する場所を認定する。基準を満たしていれば社寺林、ゴルフ場やスキー場などでも構わない。一部は国際的なデータベースにも登録される。
同省は23年中に100か所以上の認定を目指す。初回の申請受け付けは4月3日からの予定で、専門家らによる審査を経て8月頃に認定される。募集は継続し、認定は5年ごとに更新する。
同省は自然共生サイトの認定に貢献したことを示し、投資家らへアピールできる証書の発行制度を26年度から本格運用することも目指している。
社寺林・ゴルフ場もОK、環境省が新たに「自然共生サイト」認定へ - au Webポータル
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