今年３月に営業を終えた福島県北塩原村の裏磐梯グランデコ東急ホテルの施設を引き継いだ「エンリゾート・グランデコ・ホテル」が１日、本格オープンした。運営会社のザ・コート（東京）は「裏磐梯の湧水をテーマに自然を五感で体験する滞在を提案していく」とＰＲする。
３月営業終了した施設を引き継ぎ改装 ガイドの案内も
客室数１０３、定員３９３人。地上４階、地下１階で延べ床面積は約１万３０００平方メートル。自然との一体感を重視し、ロビーラウンジや一部の客室などを改装した。
新たに「アクティビティセンター」を設置し、ガイドが案内する「朝さんぽ」「たき火体験」「星空観察会」を宿泊客に無料で提供する。お薦めは、環境省の名水百選の「小野川湧水」の源を巡る約２時間のトレッキングという。
ザ・コートはホテルに隣接するスキー場なども運営する。１５日から１１月上旬までの予定でロープウエーを運行する。
ホテルは東急不動産が所有していた。３月まで勤務していた従業員のうち、北塩原村在住者の多くは引き続き新しいホテルで勤務している。
「エンリゾート・グランデコ・ホテル」本格オープン 福島・裏磐梯、五感で自然体験 - 河北新報オンライン
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