揖斐郡の史跡や仏像を調査して保全してきたNPO法人「揖斐の自然と文化財を護(まも)る会」が昨年6月、会員の高齢化と後継者不足のため活動を終えた。顧問として活動を支えてきた岐阜女子大地域文化研究所長の丸山幸太郎教授(86)が15年の歩みを冊子にまとめた。丸山さんは「多くの貴重な文化財を守り、残していってほしい」と思いを込める。
同会は2009年11月20日に県の認証を受けて発足。背景には、明治時代の調査で記録された仏像などの文化財が見当たらなくなっているとの地元住民らの危機感があり、文化財の保全に向けた機運が高まっていたことがあるという。冊子は、発足の経緯から最後の総会までの活動の概要を、写...
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