日没後の広い花壇が、ゆらめく海のように幻想的だ。
東京都足立区の都立舎人公園でネモフィラが咲き競う。夜は花壇に敷き詰めた30万球以上の発光ダイオードが青や白に変化しながら波打つように輝き、小さく淡いブルーの花を照らす。来園者たちは「きれい」「めっちゃ青!」などと感嘆の声をそろえる。
ネモフィラは北米原産の一年草。公園では芝生広場にある約2千平方メートルの花壇で種から育て、密生させた。
ライトアップは、都公園協会が実施するイベント「花と光のムーブメント」の一環。都立公園の新しい楽しみ方を提案する試みだ。廃油などを活用するバイオディーゼル発電で電力を賄っている。同協会は「花は大型連休まで楽しめそう」と話す。ライトアップは5月6日までの18~21時に行われる。 (戸上航一)
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