地球環境や豊かな生態系を守るには、深刻となる気候変動と生物多様性保全の対策を両輪で進めるべきだとする報告書を、科学者らでつくる二つの国際組織が29日までに公表した。二つの組織は初めて共同で分析したといい「気候と生物多様性の異例の変化は人間の活動が引き起こしたもので、これらの変化により自然や人の命が脅かされている」と指摘、対策強化を求めた。
2007年、ノーベル平和賞を受賞した「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」と、その生物多様性版とされる「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」がまとめた。
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気候と生物多様性の両輪で対策を 「自然や人に脅威」と指摘 - 東京新聞
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