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Wednesday, June 30, 2021

未来をつくる子どもたちに伝えたい 「なぜ自然は大切なの?」 ~WWFジャパン、50周年記念動画を公開~ - PR TIMES

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(東京都港区会長:末吉竹二郎以下、WWFジャパン)は、1971年9月22日の活動開始から、今年50周年を迎えます。その記念動画として『しぜんふしぜん』を制作、本日、7月1日より、特設WEBサイト内でこの動画を公開いたしました。また、新たに5年間の2022~2026年中期計画(2021年7月1日から2026年6月30日)を開始し、「ネイチャーポジティブ& カーボンニュートラルの実現」の2大目標*に取り組んで参ります。

WWFの究極の目標は、「人と自然が調和する未来を実現する」ことです。その大前提として、すべての生きものはつながっていて、人間もまたその輪の中の一員である、ということがあります。この50年間に私たちの生活は向上しましたが、その一方で、あたかも「自然は無限で克服できるもの」と、考えるようになっています。そこで、この動画を製作するにあたり、「なぜ自然は大事なのか」という基本的な問いかけへの答えから、WWFの原点を再認識し、次の時代への新たな展開につなげたいと考えました。

■WWFジャパン創立50周年 記念動画 『しぜんふしぜん』■
ナレーション:滝川クリステル
イラスト:平山昌尚
コピーライター:山田慶太
アートディレクター:渡邊裕文

https://www.youtube.com/watch?v=LxqM3_mPNJg
(2分 ©WWFジャパン)
★上記URLよりご覧ください↑

■コメント■
●ナレーション:滝川クリステル氏
【一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル代表理事、WWFジャパン顧問】

photograph:RYUGOSAITOphotograph:RYUGOSAITO

「『にんげんはいつから しぜんのそとがわにいってしまったの』という言葉は最も印象に残った一文で、子どもに伝えたい言葉です。 人間が自然の外側にいることに、私たちはうっすら気づいているように思えます。 私たち人間は生物多様性を織りなす一つの存在であることを自覚して、行動に移し、未来をつくる子どもたちに伝えたいと思います」 


●イラスト:平山昌尚氏
【絵画、ドローイング、パフォーマンスなど東京を拠点に活動】


 「小さい生きものカタツムリから始め、魚、トラ、人間と描きました。幅広い層に見てもら いたいので簡単な動き、紙芝居のような方法にしました。難しかったのは、絵の動かし方や コマの順番など。自然について考えるきっかけになれば嬉しいです」 

●企画制作:山田慶太氏
【電通 コピーライター】
「ともすれば難しい話になりがちな自然環境の話を、できるだけ簡単な言葉で語れないかと思いました。そうすることで、難しい言葉で語るよりも、より強く、より深く届くものになるのではないか、と。5歳の息子を都会で育てていて痛感するのは、彼にとって「自然」が、自分とは関係ない、はるか遠い存在になっていることです。まさに『自然の外側』にいる息子に、この動画を見て、何か感じてもらえたら嬉しいです」

*註:「ネイチャーポジティブ& カーボンニュートラルの実現」の2大目標について
▼生物多様性回復2030(ネイチャーポジティブ)
世界の生物多様性を回復させるために、 2030年までに、生物多様性の劣化を回復に向かわせる。
▼脱炭素社会2050(カーボンニュートラル)
2050年までに、世界の二酸化炭素の排出ゼロを実現する。そのために、 2030年までに、日本の温室効果ガスの排出量を50%削減する。
【参考】50周年特設サイト
https://www.wwf.or.jp/campaign/50th/

 
 

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