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Monday, July 5, 2021

自然の山と盛り土 土砂災害の危険度に違いは? 防災専門家に聞く - FNNプライムオンライン

テレビ静岡

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地域

.静岡大学防災総合センター・岩田孝仁特任教授に伺います。土地開発による盛り土と土石流との因果関係が指摘されているが、盛り土と自然の山で土砂災害の危険度に違いはありますか?

静岡大学防災総合センター・岩田孝仁特任教授

「自然の山は長年の風雨によって少しずつ浸食されていますので、弱いところは段々削られてなくなっていきます。しかし、人工的な盛り土をしたところは、強いものを崩してぐしゃぐしゃにして固めているわけです。だから自然に比べると圧倒的に弱いのです。そういったところを、今回のように雨が長く浸透すると、かなり脆弱な状態になる」

Q.今回は5.4万立方メートルということですが、今回の場所というのは一般的な場所とは違うのですか?

静岡大学防災総合センター・岩田孝仁特任教授

「普通のところは、一般的なところは、土をけずって切土などよくやるが、それだけではなくって、谷を埋めているのですね。谷というのは、もともと沢で水が流れていた場所ですよね。周りより低くなっていて水が集まってくるわけで、そういったところに土を入れてしますと、その下のところに、水の流れができてしまいます。その水の流れが長い間かかって、弱いところをつくったり、流れを止めてしまうと、なかに水がたまってしまいます。こういったところを強くしめ固めると、排水といって水を常日頃からきちんとだす工夫をしなければいけないのです」

Q.県内には他にも同じような場所があるのでしょうか?

静岡大学防災総合センター・岩田孝仁特任教授

「別荘開発など人工的な斜面がいっぱい作られました。静岡市でも日本平の周辺をみると、造成した場所が多い。一般的に造成すると、尾根を削って、その土で谷を埋めますので、どうしても弱いところがでてきます。人工的に締め固めて、擁壁をつくったり排水対策して、何とか安定させようと、いろいろな努力をします」

Q、線状降水帯ができやすいなど、これまでのことはならないと考えた方がいいのですか?

静岡大学防災総合センター・岩田孝仁特任教授

「1カ所に集中してしまう降り方が多い。地球温暖化の影響も少しずつでてきていて、もうひとつは、我々の住んでいる土地そのものが人工的に手を加えすぎて脆弱になっている。さらに開発してから時間が経過して、メンテナンスができていないこともあります」

Q,きのう現地入りしたと聞いたが、現地の臭いはいかがでしたか?

静岡大学防災総合センター・岩田孝仁特任教授

「特有の臭いがしました。それは、土砂災害の現場で同じです。

(崩れ初めの時に臭いがするときくが?)それは、崩れ始めてからで、それから逃げて間に合いません。」

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