奄美通信員・神田和明
世界自然遺産に登録された鹿児島県奄美大島の5市町村は、登録が決まった7月26日を「奄美・沖縄世界自然遺産の日」にする。制定条例案を9月議会に出す予定で、5市町村が足並みをそろえることで自然遺産としての意義を住民に浸透させるのが狙いという。
条例案は5市町村でほぼ同じ内容。目的を「世界自然遺産について広く理解を深め、適切な保全で将来の世代に継承し、自然遺産を活用した地域振興を図る」とし、普及・啓発や保全活動の推進とともに、住民の自発的な取り組みを促進させることも盛り込む。
制定を呼びかけた奄美市によると、5市町村が協力し、毎年7月26日を中心に外来種植物駆除といった自然保護活動やイベントなどを展開する。担当者は「連携して取り組むことで、自然を守る意識を高めていきたい」とした。(奄美通信員・神田和明)
「世界自然遺産の日」制定へ 奄美大島5市町村 - 朝日新聞デジタル
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