
黄澈
自然写真家で切り紙作家でもある今森光彦さんの作品展「自然と暮らす切り紙の世界」(朝日新聞社など後援)が、三重県菰野町の美術館「パラミタミュージアム」で開かれている。額装作品から立体作品まで計194点を展示している。
今森さんは大津市出身。大学卒業後、独学で写真を学び、1980年からフリーランスの写真家として活躍してきた。琵琶湖に臨む田園にアトリエを構え、昆虫など生物の姿に迫る作品を撮り続けてきた。
そんな今森さんのもう一つの顔が、切り紙作家だ。たった1本のはさみから切り出されたパーツを貼り合わせて、自然に生きる動物や昆虫の姿を、力強く、鮮やかに表現する。
会場に展示された額装作品の「パンサーカメレオンとパキポディウム」(2012年)では、カメレオンの細かい斑点まで精緻(せいち)に再現している。また、カブトムシやチョウなど、昆虫の姿を独特の感性で表現した立体作品も多い。学芸員の衣斐唯子さんは「どの作品からも、生き物を慈しむかのような作家の目線が感じられる」と話している。
会期は27日まで。一般1千円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料。新型コロナウイルスの感染予防のために、入館にはマスクの着用が必要。検温も実施する。緊急事態宣言下のため、県外からの来館は12日まで控えるよう呼びかけている。
問い合わせはパラミタミュージアム(059・391・1088)。(黄澈)
はさみ一つが切り出す自然 今森光彦作品展 三重 - 朝日新聞デジタル
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