
佐賀平野で広く見られる農業用の水路「クリーク」が、自然環境の中で果たす役割などについて、小学生が学ぶ学習会が神埼市で開かれました。
学習会は九州農政局が開いたもので、神埼市の西郷小学校の4年生29人が出席しました。
九州農政局の担当者は、クリークにはオニバスやオグラコウホネといった環境省のレッドリストで絶滅危惧種になっている貴重な水草が生育している一方で、ホテイアオイやブラックバスのような繁殖力の強い外来種が増えていて、在来種の生態系を脅かしているとして、これらの外来種を自然の中に放さないよう指導しました。
さらに子どもたちは、クリークの中に生息していたウナギなどの生き物に実際に触れ、手で掴んだウナギが粘液でスルスル抜けていく様子に歓声を上げていました。
勉強会に参加した男の子は「今までウナギを触ったことがなかったので、ヌルヌルしてビックリしました。外来種の話を聞いて環境を大事にしたいと思いました」と話していました。
小学生が「クリーク」を通して自然環境の大切さを学ぶ 神埼市|NHK 佐賀県のニュース - NHK NEWS WEB
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