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小笠原諸島の海底噴火で噴き出した軽石は、1200キロ離れた世界自然遺産の島、鹿児島・奄美大島の海岸にも流れ着いています。 波打ち際を埋め尽くす灰色の軽石。奄美群島の海岸では、今月中旬ごろから8月に小笠原諸島の海底噴火で出た軽石が流れ着いています。こちらは今月28日の港の様子です。県が重機を使った撤去を続け、量は減ったものの、およそ2週間経っても軽石は残ったままです。太平洋側の別の港では重機を使い、これまでにおよそ200立方メートルを回収しました。 記者 「漁港内から取り上げられた軽石だけで、これだけの量になります」 漁師 「エンジンを冷やすために海水を取り入れる。軽石が詰まるとオーバーヒートしてエンジンが壊れる可能性」 船のポンプに軽石が詰まって機械が止まるトラブルも発生していて、奄美大島では漁港3か所で漁船の出港を見合わせています。少しでも軽石を減らしたいと立ち上がった人もいます。こちらの男性が手にしているのは棒がついた網。海面に漂う軽石を先週から手作業ですくっています。 「1時間ちょっとで100キロ」 軽石とはいえ、水分を吸っていて、この量・・・これまでに2本の網が壊れたということです。 「腰を病みます、マジで」 重機や網でとっても軽石は次々と流れ着いてくるため、撤去完了のめどは立っていません。(28日17:31)
軽石が鹿児島・奄美大島にも、世界自然遺産 撤去追いつかず(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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