シトウレイです、こんにちは!
今回は先日お伝えしたパリコレ撮れたてトレンド、「おなかを出すスタイル」について考察を深めていきたいと思います。おなかを出すスタイルは若い世代の特権だと思いきや、今シーズンは大人のマダムもサラッと自然に出しているのだから、レッツファッション、レッツトライの勢いで露出ファッションを楽しみましょう!とお伝えしてはいたものの、やはり体形だったり年齢だったりでハードルが高く感じちゃう方もいるのでは。しかも師走のこの時期、おなかを出すと冷えちゃうし……的な気候のハードルも出てきます。
しかし! 今日はそんなみなさんに朗報です。三つのコツを押さえておけば、「大人の女性のおなか出しスタイル」は今すぐにでもチャレンジ出来ます。
まずコツ①「脇に幕」! 頭の中で舞台を想像してください。宝塚でも歌舞伎でも、小学校の体育館の舞台でも大抵の舞台の両脇には幕が掛かって舞台袖が見えず、真ん中だけ見える仕組みになっていますね。「真ん中だけ」コレがポイントです。
そう、おなかが出るトップスの上にジャケットやコートなんかを羽織ってしまえば、左右のボディーラインが隠れるので、くびれているとかくびれていないとか、そういうプロポーションの問題を消し去れる!
写真のマダムを見てください。マダムがボンキュッボンな体形なのかストンとスリムな体形なのかは正直あんまりわからない。残り香として「おなかチラッと出てて今っぽいトレンドな着こなししているな~」という印象があるのみ。
このチラ感というのもポイントです。つまり肌見せの「量」ですね。大人のおなか出しファッションは、②「見せる量はチラリに留めておく」のがポイント。肌の露出の量が多いと「元気いっぱいはつらつ!」感を演出できるのですが、時としてそれが「頑張ってる感」に見えちゃう諸刃(もろは)の剣にもなりうるのです。また露出部分が増えると普通に寒いです。おなかを冷やしてもいいことはないので、ここは一つ大人として安全策をとるために「量はチラリ」を選択するのがオススメです。
コツその③は「胃のあたりで」! つまり「場所」ですね。おなかといえども、脇腹、下っ腹、色んな部分がありますが、大人のおなかチラ見せは「胃のある位置」にするのが正解!
脇腹は先ほど触れたので割愛するとして、下っ腹は皮下脂肪がたまりやすい、つまりプニ感が出やすい場所であるということが一つ。同時に下っ腹が見える腹見せファッションは、今の若者のトレンド、90年代のY2Kファッションの見え感とちょうど同じになってしまうのです。
おなか出しトレンド、かつ今の若者トレンドと、ダブルコンボでトレンドを盛り込むと情報量としては文字通りおなかいっぱい、大人のファッションとしてはちょっと「やり過ぎ感」が出てしまうので、取り込むトレンドは一つに絞る方がこなれて見えるコツです。
この三つのポイントを押さえて、ぜひこの冬は大人のちょい見せおなか出しファッション、楽しんでもらえたら!
それではまた次回お会いしましょう!
トレンドを自然に取り入れる。大人のちょい見せファッション - 朝日新聞デジタル
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