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コロナ禍のいま、私たちはしあわせだろうか。本書は、災害や感染症の中でしあわせを追求することが可能なのか、それはどのようなしあわせなのかを、多様な視点から考察している。
ポイントの一つは、しあわせは平和で満足した状態で成立するものに限らないのではないか、という問いかけだ。むしろ、困難の中でこそ、真のしあわせが立ち現れてくる、という強いメッセージを感じた。ウイルス学、薬学、哲学倫理学、仏教学、国文学、経営学など、英知を総動員し、困難の中でもしあわせを実現するための勇気を与えてくれる一冊だ。(西本照真・一ノ瀬正樹編/武蔵野大学出版会・1980円)
【書評】『病災害の中のしあわせ 自然災害とコロナ問題を踏み分けて』 - 産経ニュース
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