宮城県栗原市栗駒の民間野外活動施設「くりこま高原自然学校」の塚原俊也校長(41)が、「ジャパン・アウトドア・リーダーズ・アワード2022」(運営委員会主催)で、大賞、特別賞に次ぐ優秀賞に選ばれた。表彰は、子どもたちを育成するアウトドア指導者をたたえようと2017年に始まった。東北での受賞者は塚原さんが2人目。
国内で活躍するアウトドア指導者60人が応募した。活動内容やこれまでの実績などをまとめた書類審査があり、優秀賞には塚原さんら8人が選ばれた。
塚原さんは神奈川県藤沢市出身で、2005年にくりこま高原自然学校の職員になった。アワードでは、自然体験をする子どもの自主性を最大限尊重して大人が関わっていること、岩手・宮城内陸地震と東日本大震災の2度の大災害でアウトドアの経験が生きたことなどを説明し、実績が認められた。
塚原さんは受賞について「栗駒で15年以上続けてきた冒険教育の取り組みが評価されたのではないか。受賞を出発点に、栗駒山麓ジオパークをはじめ地域とのつながりを生かした活動を充実させたい」と語った。
くりこま高原自然学校の体験プログラムは、同校のウェブサイトで確認できる。
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東北2人目のアウトドア指導者優秀賞 くりこま自然学校・塚原さん - 河北新報オンライン
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