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Tuesday, March 8, 2022

ネイチャーポジティブな社会を目指して日本自然保護協会とトヨタ自動車が「自然共生に取組む工場のSDGs勉強会」を開催 - PR TIMES

公益財団法人日本自然保護協会(会員約2万4千人、理事長:亀山 章、以下NASC-J)は、トヨタ自動車株式会社(代表取締役社長:豊田章男、以下トヨタ)と協働して、工場における自然共生活動を推進しています。この度、トヨタ本社にて「自然共生に取組む工場のSDGs勉強会」(以下、SDGs勉強会)を開催しました。


NACS-Jはこれまでもトヨタと協働して、自然と共生する工場推進リーダーの養成を目指した「工場の社員教育プログラム」の開発を行ってきました。今回の取組みはその第2弾です。

トヨタは「トヨタ環境チャレンジ2050」(※1)を掲げ、持続可能な社会の実現を目指した企業活動に力を注いでいます。その中の1つ「人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」に即し、2019年には自然と共生する工場推進リーダーの養成を目指した「工場の社員教育プログラム」の開発(※2)をNACS-Jと協働で実施。今回はその第2弾として、持続可能な社会の実現(SDGsの達成)を目指し、あるべき自然共生活動について理解を深めるSDGs勉強会を開催しました。

SDGs勉強会では、まず「SDGsから理解を深める自然共生活動」と題してNACS-Jから講義を実施。講義では、SDGsの根幹は自然共生にあることや、カーボンニュートラルと自然共生の取組みは両輪であり、どちらか一方が欠けも持続可能な社会の達成はできないこと。そのうえで、自然を「再生」「回復」させていくネイチャーポジティブな企業活動がこれからさらに重要になってくることを学んでいただきました。

次に、トヨタの工場を代表して、堤工場と貞宝工場にこれまでの自然共生の取組みを発表いただきました。2つの工場はトヨタの工場の中でも自然共生活動を先進して実施している拠点です。堤工場からは、従業員によるビオトープ管理、絶滅危惧種の保全のほか、生きものを通じた地域小学生との交流を発表いただきました。貞宝工場からは里地里山を目指した学官との連携した取組みについて、地域の人々も含め実施してきた活動を紹介いただきました。

NACS-Jからはこれらの取組みが、よりSDGsや世界の流れに即したものとなるようアドバイス。有識者のひとりとして同席された豊田市環境部からも今後の取組に期待の声をいただきました。今回のSDGs勉強の様子は、トヨタの従業員に広く共有され、自然共生活動のさらなる強化が図られます。

NACS-Jとトヨタは、ネイチャーポジティブな社会の実現を目指して、これからも自然共生活動を発展させていきます。引き続きご注目ください。

  • 自然共生に取組む工場のSDGs勉強会の概要
    日程:2021年12月9日
    場所:トヨタ自動車本社(愛知県豊田市)
    有識者:岩橋大悟(NACS-J)、志村智子(NACS-J)、山本大輔 氏 (豊田市環境部環境政策課)
  • 主な内容
    講義「SDGsから理解を深める自然共生活動」(30分)
    取組み事例紹介1 堤工場(15分)
    取組み事例紹介2 貞宝工場(15分)
    有識者コメント(各工場へそれぞれ10分)

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