村野英一
神奈川県箱根町強羅の林地に15日、花や木を素材にしたアートの鑑賞と散策を楽しめる「ニコライ バーグマン 箱根ガーデンズ」がオープンする。自然と芸術が融合する庭園を、デンマーク出身のフラワーアーティストが企画した。
庭園は木々の間を小鳥が飛び交う約2・8ヘクタール。坂道の多い園路に枯れススキやクマザサが敷かれ、足元の感触が心地よい。園内のカフェのサンドイッチなどをバスケットに入れ、ピクニック気分で巡り歩ける。
アートは木の器に飾られたラベンダーの花や、多彩なバラの鉢植え、竹と石を組み合わせた直径数メートルのオブジェなど。四季の移ろいに合わせ、色彩豊かなアジサイや銀色のススキの幻想的な作品もつくる予定という。園路の随所にあるガラスハウスから、天候を気にせず鑑賞できる。
フラワーアーティストのニコライ・バーグマンさん(45)は箱根の自然美に魅せられ、8年かけて庭園を整備した。「箱根山は私のキャンバス。季節のアートをつくりながら庭園を広げ、成長させたい」と語る。
入園は各約2時間の三部制で、事前WEB予約は大人1500円(税込み)など。予約は箱根ガーデンズのウェブサイトで。月曜休園。問い合わせは同園(0460・83・9087)へ。(村野英一)
自然と芸術が融合する庭園、箱根・強羅に15日オープン - 朝日新聞デジタル
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