コロナ自然感染による「抗体」保有率 東京では5%超 “オミクロン前”の倍以上に
新型コロナに感染したことによってできる「抗体」を持つ人の割合が東京では5パーセント余りに上り、昨年末と比べて倍以上に増えたことが厚生労働省の調査で分かりました。
厚労省は今年2月から3月にかけて東京など5つの都府県の8000人を対象に、新型コロナへの抗体を持っているかどうかを調査しました。
その結果、ワクチンによってできるものとは違い、コロナに感染したことでできる抗体を持っていた人の割合は、東京では5.65パーセント、大阪では5.32パーセント、宮城では1.49パーセントだったということです。
特に、東京ではオミクロン株が流行する前の昨年末に行われた調査では、2.8パーセントだったため、抗体を持つ人の割合が倍以上に増えたかたちです。
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