
香り高いコーヒーを自然の中で味わうイベント「福井コーヒーフェスティバル」が10月、坂井市三国町の市海浜自然公園で開かれる。「コーヒーの魅力を通して幸せを感じてほしい」と有志が企画し、自家
初回の今年は10月1、2両日に開催する。自然豊かな三国地区の海のそばに広がる公園に、県内の店を中心に人気コーヒー店のブースが並び、飲み比べが楽しめる。コーヒーに合う焼き菓子やベーグルのほか、コーヒーグッズやアクセサリーなどの店も集まる。
生豆の焙煎やラテアートなども体験でき、子どもたちが遊べるコーナーも設ける。海を望むステージでは、同市出身のシンガー・ソングライター、ヒナタカコさんら県内外のアーティストがしっとりと落ち着いた音楽を披露する。2日間で1万人の来場者を見込んでいる。
会場は県内を巡回し、例えば名水のまちとして知られる大野市や、港町としての敦賀市など各地の特徴を生かす。
発案者は、坂井市内でコーヒー専門店を経営する西友規さん(40)。5年ほど前から構想を練り始め、昨秋に有志たちが実行委員会を作って準備を進めてきた。
東京や長野には既にこうしたイベントがあり、全国から大勢のコーヒー愛好家らが訪れている。県内では2024年春に北陸新幹線の開業を控えており、西さんらはフェスティバルを観光や産業の活性化につなげようと、県産食品や焼き物、宿泊施設などとのコラボも検討中だ。今回は県観光連盟も共催する。
20日にはクラウドファンディング(CF)を活用した資金調達も開始。返礼品には会場で使えるコーヒーの飲み比べチケットのほか、CF限定のオリジナルカップやタンブラーなどを用意している。
西さんは「海があり、森がある福井の自然の中だからこそ感じられるコーヒーの深みを味わってもらいたい」と話す。当日は三国地区の森や海の香りなどをイメージしてブレンドしたオリジナルコーヒーを提供する。
参加店舗やCFなどの詳細は、福井コーヒーフェスティバルのHPで紹介している。
自然の中 こだわりの1杯 - 読売新聞オンライン
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