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Friday, August 5, 2022

自然との共生とは 全国高校生自然環境サミット - 朝日新聞デジタル

星井麻紀

 【群馬】環境学習に取り組む全国の高校生が集まり、自然との関わりを考える「第23回全国高校生自然環境サミット」が7月27日から3日間、県立尾瀬高校(沼田市)を中心に開かれた。北海道から沖縄まで7校19人の生徒が参加し、「自然との共生」について議論を深めた。

 主催は、ホスト校の生徒らによる実行委員会で、今年は尾瀬高校自然環境科の生徒22人が担った。プログラムの内容だけでなく、宿泊や食事、移動手段の手配などすべて生徒が取り仕切って実施するのも特徴だ。

 初日は同市の吹割の滝、2日目は尾瀬国立公園の尾瀬ケ原でフィールドワーク。尾瀬高の生徒がガイド役となり、自然観察をしたり、出会った登山者らに自然との共生についてインタビューしたりしながら歩いた。各日とも夕食後に班に分かれ、「自然との共生」などについて議論を徹底。最終日には、一人ひとりが考える「自然との共生」を発表したほか、環境のための行動計画「自然環境宣言」を学校ごとに発表した。

 北海道立標茶高校3年の柳原風輝さん(18)は初めて尾瀬ケ原を歩いた。「同じ湿原でも、釧路湿原と全く違ってびっくりした。ワークショップでは、各地で起きている問題を知ることができてよかった」。他校の生徒との意見交換が刺激になったという沖縄県立辺土名高校2年の田中啓達さん(16)は、「やんばるの森は世界遺産になったが、外来種の侵入など問題は多い。尾瀬での取り組みが参考になると思った」と話していた。実行委員長で尾瀬高3年の小宮晴太さん(17)は、「いろんな人と議論すると考えが深まり、広がる。それができて本当によかった」と振り返った。(星井麻紀)

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