おにぎりカフェ「Farm36(ファームミチル)」が10月13日、「さくら野百貨店弘前店」(弘前市城東北)1階「アスナロラウンジ」にオープンする。
米ぬか付きの玄米や保存料・化学調味料を使わない食材で提供する同店。「アスナロラウンジ」は3月、大型水槽があった跡地をリニューアルしたフードホールで4店舗分の出店スペースを設けていたが、3店舗での営業が続いていた。残るスペースに入る同店は、「Cafe36(カフェミチル)」(狼森)の姉妹店となる。
「減農薬や無農薬の食材を使い、健康を意識したカフェミチルの2店舗目を考えていた」と話すのは店長・三上沙貴子さん。三上さんはさくら野弘前店内のアパレル店で働いていたことから、交流のあった元上司にアスナロラウンジの空き店舗について相談したところ出店できることを知り「オープンに向けて動き始めた」と振り返る。嫌いな食材が入っていても子どもに食べてもらえると、おにぎり店のオープンを決めた。
おにぎりに使う玄米は、「たくろん式自然農法」で稲作に携わるアグリーンハート(黒石市)から仕入れる。漬物には発酵美人協会(弘前市城東中央)の玄米塩こうじを使う。
おにぎりは、高知産の天日干し塩「土佐の塩丸」を使う塩結び(180円)のほか、梅、ピーマン南蛮みそ(以上、220円)、ガパオ(390円)、りんごホタテ(480円)など。おにぎり2つに大豆ミートの唐揚げが付いた「おにぎりプレート」(1,000円)も用意する。
カレーは、カフェミチルの月替わりスパイスカレー「今月のカレー」(1,000円)を提供。みそ汁(180円)やアップルロッド(520円)、キャロットケーキ、自家製フルーツソーダ(以上、580円)も用意する。
三上さんは「自然食には気軽でないイメージがあるかもしれないが、家族と一緒にまたは職場でのランチなど、気軽に食べてもらえるようなメニューを提供していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~20時。定休日はさくら野百貨店弘前店に準ずる。
弘前におにぎりカフェ「ミチル」 自然農法の玄米や天日干し塩使い - 弘前経済新聞
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