湧き水が豊富で水の都として知られる岐阜県大垣市で、小学生が小さな舟に乗り込んで地域の自然などについて学ぶ特別授業が開かれました。
この特別授業は大垣市の市立赤坂小学校が地元の自然に関心を持ってもらおうとおよそ30年前から続けているものです。
10月24日は4年生70人余りが学校のそばを流れる杭瀬川を訪れ、グループごとに小さな舟に乗り込んで「舟下り」を体験しました。
子どもたちは船頭を務める地元の漁協の人たちから、杭瀬川にはアユやナマズ、それにウナギなどが生息していることや、農業用水を取水する水門や堤防の役割などについて教わっていました。
子どもたちはおよそ30分の「舟下り」を楽しみ、時折、興味深そうに川の中をのぞき込むなどして地域の自然について学んでいました。
男子児童の1人は「アユがいっぱい見えて、本当にいるんだなあと思いました。舟は思ったより安定していて楽しかったです」と話していました。
また女子児童の1人は「舟に乗るのは初めてでした。川の中にごみがあるのを見て、捨ててはいけないなと思いました」と話していました。
子どもたちは学校に戻ったあと、大垣市で奥の細道の旅を終えたとされる俳人の松尾芭蕉にちなんで、この日の「舟下り」をテーマに俳句を詠むことにしています。
岐阜 大垣 小学生が舟下り体験 地域の自然学ぶ特別授業|NHK 東海のニュース - nhk.or.jp
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