駒ケ根市と同市下平に生産拠点工場を置く卸売業のケイティケイ(本社、名古屋市)は23日、企業版ふるさと納税を通じた寄付金を活用した「SDGs自然体験ツアー」を、同市東伊那の研修施設「ふるさとの家」などで開いた。愛知県在住の小学3~6年生27人が参加。豊かな自然環境に触れながら、郷土料理作りなどの体験を通して地域の自然や文化、SDGsについて理解を深めた。
同社は7月に企業版ふるさと納税制度を通じて市に200万円を寄付。ツアーはその寄付金を活用し、都市に向けた市の宣伝と関係人口の創出を図る目的で企画。学びを核とした生涯活躍の地域づくりを進める市の「学びと交流事業」の一環として実施した。
ツアーは名古屋駅を発着点とする日帰りのプログラム。児童は4~5人の班に分かれて五平餅作りや繭玉を使っが来年の干支の「ウサギ」の工作を体験した。
SDGsについて考えるワークショップでは、自分たちの体験や行動とSDGsとのつながりを学習。「食べ物を残さない」「みんなに平等に接する」など日常生活での目標を立てた。
名古屋市から参加した小学5年の児童(11)は「初めて繭に触って楽しかったし、SDGsについて分からなかったことを勉強できた。駒ケ根は自然が多くてすてきだと思った」と話した。
自然に触れSDGs学ぶ 小学生が体験ツアー – Nagano Nippo Web - 長野日報
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