沖縄本島北部のやんばる地域が、世界自然遺産に登録されてから1年がたったのを記念する式典が、23日国頭村で開かれました。
沖縄本島北部のやんばる地域は、世界自然遺産に登録されてからことし7月に1年を迎えています。
23日は、国頭村でやんばる地域の3つの村や国や県などの関係者が出席して、登録1年を記念する式典が開かれました。
この中で、国頭村の知花靖村長が、「この森の多様な生物が、これからも生息していくためには、環境を守り、次世代につなげるための取り組みや、生物と人が共存していくための取り組みを一層、加速させる必要がある」とあいさつしました。
続いて、沖縄県の世界自然遺産大使を務める「HY」のメンバーが、「皆さんが愛を持って守ったやんばる地域を、僕たちは音楽を通して世界に伝えていきたい」と決意を述べていました。
このあと琉球大学の土屋誠名誉教授が、参加者を前に講演し、登録された地域などを地図などで示しながら「これまで暮らしていた地域は、親しみある身近な自然だったが、登録によって世界的に重要であることが示された。これからが自然の保全の始まりです」と訴えていました。
やんばる地域 世界自然遺産登録1年で記念式典 国頭村|NHK 沖縄県のニュース - nhk.or.jp
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