三島、沼津の市境を流れる松毛川で森林再生に向けて活動を続けるNPO法人グラウンドワーク三島はこのほど、全国で各地の魅力を創出する取り組みをたたえる「手づくり郷土賞」(国土交通省主催)で最高の「ベストプレゼン賞」に輝いた。源兵衛川などで環境改善を続ける長年の功績も評価され、「社会貢献者表彰」も受賞した。
GW三島は不法投棄と放置竹林の拡大で荒廃した松毛川の河畔林を整備し、森林に再生する活動を約20年にわたって続けている。周辺の土地約3千平方メートルを買い取って永続的な管理も行い、これまで両岸の3・4キロで竹林の伐採と8千本の植林に取り組んだ。18日に都内で開かれた手づくり郷土賞の発表会では、渡辺豊博専務理事が肥料として再利用する竹のチップなどを示し、循環型の環境整備を続ける苦労と意義を呼びかけた。
今年で設立30周年となるGW三島は荒れ果てた源兵衛川を地元住民と復活させるなど、多くの自然保護活動に取り組んでいる。二つの全国的な賞を受け、渡辺専務理事は「ただやるのではなく、地域を巻き込むことが大切。受賞を励みに、これからもさらなる努力を続けたい」と語った。
「手づくり郷土賞」で最高賞 GW三島 自然保護活動に評価|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞
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