新型コロナウイルスの影響で閉館していた越前町の移住・二地域居住体験施設「モハージュ」(茂原)と「ラフーラ」(小曽原)が五月八日から、受け入れを再開する。町内への移住を希望する町外在住者らを対象に無料で貸し出す。 (堂下佳鈴)
両施設は、海や山に囲まれた自然豊かな町内での生活を本格的に体験してもらい、定住につなげることを目的に町が運営している。越前地区の海辺にある「モハージュ」は二〇一五(平成二十七)年に、宮崎地区の里山にある「ラフーラ」は一六年に、それぞれ空き家を改修して開所した。
コロナ禍で二〇年四月から閉館していたが、約三年ぶりに再開する。施設の使用期間は三日以上七日以内。利用は無料だが、利用者は「暮らし体験プログラム」に参加する必要がある。越前焼の作陶や魚釣り、越前水仙の植え付け、農業などが体験できる五つのプログラムから選択できる。参加費は一人あたり七千円〜二万六千四百円。
希望日の一カ月から二週間前までに町定住促進課に申込み書などを提出する。必要書類は町ホームページからダウンロードできる。
同課によると、両施設のこれまでの利用者数は「モハージュ」は百三十一人、「ラフーラ」は九十二人。そのうち二十二人が移住につながった。(問)同課=0778(34)8727
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