子どもたちに水辺の生き物の観察を通して自然環境の大切さを学んでもらおうという特別授業が22日佐渡市で行われました。
この特別授業は川を通じて子どもたちに自然への理解を深めてもらおうと佐渡地域振興局が主催し、川幅およそ15メートルほどの久知川で行われました。
授業には河崎小学校の4年生10人が参加し、はじめに地元でホタルの保護活動を続けている男性が以前はウナギやナマズが久知川に生息していたことや、護岸工事の影響でその姿を見ることができなくなったことなどを説明しました。
続いて子どもたちは水質を検査するキットを使って川の水を調査し、水がきれいであることを確かめたり、炭酸飲料を1滴垂らしただけでも水が汚れてしまうことを学んだりしていました。
また子どもたちは川底の石をひっくり返すなどして生きものを探し、きれいな川に生息するカワゲラやヘビトンボなどを捕まえて、じっくり観察していました。
参加した男子児童は「川がきれいでモズクガニを捕ることができました。またカニを捕りに来たいと思います」と話していました。
佐渡地域振興局地域整備部の浅香尚文計画専門員は「子どもたちに久知川が非常にきれいだと肌で感じてもらえたと思います。これからも地域の川を大事に見つめていってほしいと思います」と話していました。
水辺の生き物を観察 自然環境の大切さ学ぶ授業 新潟 佐渡|NHK 新潟県のニュース - nhk.or.jp
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