伊吹山(一、三七七メートル)の保全について、米原市や県、保全活動団体、専門家などで構成する「伊吹山を守る自然再生協議会」の会員らと三日月大造知事による意見交換会が十五日、米原市春照の伊吹薬草の里文化センターであった。温暖化により増加したシカの食害で、裸地化が進む伊吹山の現状について、意見が交わされた。
伊吹山は十二日に起きた集中的な降雨の影響で、登山道の一部が崩落した。当時、登山道の整備で山上にいた「ユウスゲと貴重植物を守り育てる会」の高橋滝治郎さんが、雨で土砂が流れていく映像を公開。高橋さんは「たった十五分ほどの雨でこれほどの崩落が起きた。植物がシカに食べられ、保水力が全くなくなっている」と指摘した。...
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