多摩地域を流れる多摩川と野川の自然にゆかりのある2人の講演会が21日と11月18日、東京都調布市仙川町1の南ビル(クイーンズ伊勢丹裏)で開かれる。(花井勝規)
多摩川の自然に詳しい俳優の中本賢さん(67)は21日午後7時から、「災害との共生~間合いのカタチ」をテーマに講演。中本さんが全国各地で災害にどう向き合い、どう共存を図っているかを調べた経験を話す。
中本さんは40年近く川崎市や調布市など多摩川流域で暮らし、2007年から川遊びを体験する「多摩川塾」の塾長などを務めている。「多摩川ノート 土手の草花」などの著作がある。
11月18日午後7時からは、野川でカワセミの写真を撮り続けてきた写真愛好家の井上光興さん(82)の講演会「野川のカワセミに魅せられて」がある。
井上さんは大学時代に写真を始め、55歳の時、市内の自宅近くを流れる野川でカワセミを見て「人生を変えさせられた」という。以来、72歳まで野鳥を追い続けた。井上さんは6月、国内外で撮りためてきた野鳥の写真集「Bird Song(鳥の歌)」を自費出版した。
講演会はいずれも参加費300円(ドリンク付き)。学生は無料。問い合わせは調布ミライ塾=電090(9011)6775=へ。
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