全1306文字
米Microsoft(マイクロソフト)は、Windows 11の「アクセシビリティ」機能を継続的に改善している。2023年9月26日(米国時間)に提供した更新プログラムでも、スクリーンリーダーであるナレーターや音声アクセスの改善が行われた。
ナレーターの音声がより自然に
ナレーターは、Windows標準搭載のスクリーンリーダーであり、メニューやボタンなどウィンドウ内の各項目のテキスト、Webブラウザーやエディター内のテキストコンテンツなどを合成音声で読み上げることができる。Windows 11バージョン22H2では、AI(人口知能)技術を使用し、より自然な音声の読み上げを実現する「自然な音(Natural Voices)」のサポートが追加された。
また、Windows 11 22H2のリリース当初は、対応言語が限定的だったが、今回の更新で日本語を含む10言語ものサポートが追加された。
ナレーターを起動すると、「新しい自然な声が使用可能です」と表示される。以降、画面の指示に従い手順を実行することで、音声をダウンロードしてインストールできる。日本語の音声は、「Microsoft Keita(Natural)」「Microsoft Nanami(Natural)」の2種類が提供され、選択してインストールできる。
音声のダウンロードは、セットアップ時のみ必要。音声合成の処理はローカルで実行されるためインターネットに接続してない環境でも動作し、ユーザーの音声がインターネット上に送信されることもない。
Windows 11の「アクセシビリティ」改善、日本語ナレーターがより自然に - ITpro
Read More
No comments:
Post a Comment