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Saturday, January 13, 2024

「ストレスなく、心から幸せ」都会暮らしを捨ててフィンランドの自然に囲まれて生きる、あるネイチャーガイドの暮らし - Business Insider Japan

ペトリ・コッコネンさん

ペトリ・コッコネンさん。

Petri Kokkonen

  • ペトリ・コッコネンさんは、フィンランドのラップランド地方在住のネイチャーガイドで起業家だ。
  • 2018年に都会の暮らしを捨て、フィンランドの自然に囲まれた山小屋で暮らしている。
  • 都会で暮らしていた時は心から幸せだと感じたことはなく、自然に近いところで暮らしたいと考えていたとコッコネンさんは話している。

※この記事はフィンランドのラップランド地方在住のネイチャーガイド、ペトリ・コッコネンさんへの取材をもとに聞き書き、編集したものです。

わたしはフィンランドのラップランド地方、イナリ湖畔の人里離れたVätsäriという地域に住んでいる。

周りは手付かずの自然に囲まれていて、数キロ先まで隣人はいない。

子どもの頃から、学校が休みに入るとこの地域をよく訪れていた。夏は2~3週間、家族が所有する山小屋に泊まって、湖でボートに乗ったり、釣りをしたり、自然を満喫していた。

コッコネンさん

コッコネンさんはVätsäriでネイチャーガイドをしている。

Petri Kokkonen

学校を卒業してからはラップランドの県庁所在地ロヴァニエミで10年近く、保険会社や不動産会社で働いてきた。

都会で暮らしていた時は心から幸せだと感じたり、100%満足したことは一度もなかった。長時間、電話やパソコンを相手に仕事をし、ストレスを抱えたままベッドに入って次の朝を迎えていた。

自分にとっては、幸せであることが一番重要だ。自分の人生をどうすれば向上させられるのか、わたしは考え始めた。

その後、森や手付かずの自然の中で過ごす時間を増やした。月曜日から金曜日まで働いたら、週末を自然に囲まれて過ごすようになった。

だんだん街に戻りたくなくなっていった。わたしは決断した。

原始的な暮らし

2018年、Vätsäri地域に引っ越した。

現在、わたしが暮らしている山小屋には普通の電気設備はない。以前は週に1回、発電機を使ってポータブル充電器を充電していたけれど、今はソーラーパネルを利用している。ただ、フィンランド北部が24時間暗闇に包まれる冬は大変だ。

コッコネンさん

都会で暮らしていた時は心から幸せだと感じたことはなかったという。

Petri Kokkonen

ラップランドは水がとてもきれいなので、飲み水は湖から調達している。水道もないので、湖の水を使ってシャワーを浴びる。

厳しい環境

フィンランド北部では気温がマイナス25度からマイナス35度に達することもあって、寒い時期が一番大変だ。

冬の日の朝、最初にするのは暖炉に火を入れることだ。外出する時は着るものに注意しなければならないし、何よりもまず安全を考えなければならない。

星空

コッコネンさんはフィンランドの自然に囲まれた暮らしを選んだ。

Petri Kokkonen

携帯電話は持っているけれど、これも主に安全のためだ。自分にとっては保険のようなもので、何か問題があれば誰かに連絡することができる。

ストレスのない暮らし

家族や友人が恋しくなることもある。ただ、自分が幸せでなければ、自分の周りも幸せではないだろう。

都会で暮らしていた頃は人の話に耳を傾けたり、人とつながるのは難しいと感じていた。でも、今は違う。街に戻った時には友人や家族と何でも話すことができるし、わたしはそれをありがたく感じる。もっと多くのものを得られているような気がしている。

今では夜眠りについて朝目覚めると、何のストレスもなく、心から幸せを感じる。

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