環境保全に取り組むNPO法人グラウンドワーク三島と加和太建設(三島市)、県の3者は19日、ふじのくに生物多様性地域戦略推進パートナーシップ協定を締結した。同NPOが行う自然公園整備などに必要な人材や資材を同社が提供し、県は両者の活動をPRする。

同社は5年ほど前から同NPOの活動を支援してきたが、パートナーシップ制度を活用することで、社会貢献活動の情報発信にも力を入れる。同NPOは三島市を中心に自然公園の整備や森づくり、環境調査に取り組んでいて、同社は資材や機材を提供したり、従業員が作業に参加したりして活動を支援する。
県庁で行われた締結式でNPOの小松幸子理事長、河田亮一社長、池ケ谷弘巳県くらし・環境部長が協定書に署名した。河田社長は「われわれだからこそ手伝えることがある」と話し、小松理事長は「地域で協力して取り組みたい」と意欲を示した。
パートナーシップ制度は、人手不足などに悩む環境保全団体と、地域貢献活動に意欲のある企業を県が結びつけることで生物多様性を推進する。県が2023年8月に創設し、今回が2例目。自然保護課は随時、マッチングを希望する団体や企業を募集している。
自然公園整備で協力協定 GW三島、加和太建設、県|あなたの静岡新聞 - あなたの静岡新聞
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