岐阜県大野郡白川村のトヨタ白川郷自然学校が夏休みに実施する名物企画「恐竜の谷探検キャンプ」の募集が始まっている。自然豊かな大白川を舞台に、手こぎボートで湖を渡って白亜紀の地層が露出する“秘境”を歩くなど恐竜づくしの3日間。計2回、各回20人ずつを募る。
メインは「恐竜の谷」の探検。岐阜・福井など4県にまたがる中世代の地層「手取層群」が広がる谷で転石をハンマーで割る化石探しに挑戦するほか、1989年に見つかったイグアノドン類など複数の足跡化石の露頭を見学する。
大白川のキャンプ場で2泊し、県博物館(関市)で古生物を担当する「恐竜博士」の高津翔平学芸員が最新の恐竜情報を解説する「森の授業」や秘密の恐竜料理作りもある。
対象は小学4年~中学3年で、実施は8月4~6日と7~9日の2回。料金は1人4万2千円。
現地は国立公園内の国有林で、ダム湖の白水湖を挟むため一般の立ち入りが難しい場所。自然学校は関係機関との調整を経て、2015年ごろからキャンプを続けている。
インタープリター(案内人)の旭祐貴さん(33)は「恐竜や化石好き、冒険を楽しみたい子たちにお薦め。インターネットで調べるだけでなく、キャンプで本物を見て関心を深め、自ら行動できる人になってほしい」と期待する。
問い合わせは同自然学校、05769(6)1187。
「恐竜の化石探しに行かないか?」8月に小中学生キャンプ、参加者募る 岐阜のトヨタ白川郷自然学校 - 岐阜新聞
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