和歌山県内で見つかった黄色の珍しいアオガエルが、海南市の県立自然博物館で展示されています。
海南市の和歌山県立自然博物館で展示されているのは、体長およそ5センチの黄色のシュレーゲルアオガエルです。
このアオガエルは、本州や四国、それに九州に生息する日本の固有種で、通常は、背中側が鮮やかな緑色ですが、ことし(令和6年)4月、田辺市の男性が畑で黄色のカエルを見つけ、珍しいと思って博物館に提供したということです。
博物館によりますと、アオガエルは、黄色と紫の色素をあわせ持って緑色になりますが、突然変異で、紫の色素をつくり出す遺伝子が欠けたため、背中側が黄色くなったとみられるということです。
県立自然博物館のは虫類や両生類が専門の学芸員の高田賢人さんは、「黄色は野外で目立つので、外敵から狙われやすく、こうして生き残っているのは、大変珍しい。緑色のアオガエルと一緒に展示しているので、どこが違うのか、特徴を見比べてほしい」と話しています。
黄色の珍しいアオガエル 和歌山県立自然博物館で展示|NHK 和歌山県のニュース - nhk.or.jp
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