高知の豊かな自然の魅力を知ってもらおうと、生きた魚を観察したり、魚の標本に触れたりする催しが、8日、土佐市で開かれ、大勢の家族連れでにぎわいました。
NHK高知放送局は、高知の海や川に焦点を当てて、自然環境の豊かさを伝える「キラリ・みず・こうち」プロジェクトを立ち上げました。
8日は、このプロジェクトの一環で生き物の魅力などについて学ぶイベントが土佐市の複合文化施設、「つなーで」で開かれ、アユやトビウオなどの魚が入った水槽が並べられました。
このうち、高知大学理工学部の2年生で魚類の分類学や形態学などを研究している饗場空璃さんのワークショップでは、日本に生息するおよそ4700種類の魚のうち、およそ半分が高知県の海に生息していることなどを説明していました。
饗場さんは、アカシュモクザメやマツカサウオの標本も用意し、子どもたちは興味深そうに触っていました。
また、会場には、VR=仮想現実のゴーグルを使って、土佐清水市の海中を体感できるコーナーも設けられ、訪れた子どもたちは、NHKの潜水カメラマンが撮影したサンゴやタコなどの生態に驚いていました。
小学5年生の女子児童は、「高知の海がこんなにきれいだとは思わなかったので、高知の海はすごいなと思いました」と話していました。
高知の自然の魅力を知る催し 家族連れでにぎわう 土佐市|NHK 高知県のニュース - nhk.or.jp
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