環境省が谷川岳周辺地域の情報発信拠点として整備した谷川岳インフォメーションセンターが今月、みなかみ町湯檜曽の谷川岳ロープウエイ駅近くにオープンした。周辺の自然環境や動植物、歴史などを多彩な映像やパネル展示で紹介し、関係者は「自然を生かしたエコツーリズムや環境教育の中心施設に」と期待する。 (石井宏昌)
木造平屋四百二十六平方メートルに展示室と多目的室(学習室)、案内カウンターや休憩ホールなどを設けた。
展示室には多言語で音声案内する展示パネルや、谷川岳の四季や登山ルートなどの映像をジオラマに投影するプロジェクションマッピングがあり、楽しみながら周辺の自然や歴史を学ぶことができる。
ドーム型スクリーンに映し出された映像で、地元で人気のラフティングやロッククライミングなどを疑似体験できるVR(仮想現実)コーナーも開設された。
管理・運営は、地元でつくる谷川岳エコツーリズム推進協議会が担い、協議会メンバーの説明もある。
当初は五月下旬の開館を予定したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一カ月ほど遅れた。十九日に開かれた記念式典で鬼頭春二町長は「豊かな自然を守り、生かし、交わるというエコツーリズムの理念を広げる拠点として活用していく」とあいさつ。関係者でテープカットした。
来館した同町の清水優佳さん(34)は長男(6つ)や次男(3つ)と見学し「子どもたちがタッチパネルに触って楽しめるのが良いですね」。コロナ禍を受け、都内から昨年十二月に家族で移住した。夫の裕介さん(35)は「地元の知識がまだ不十分なので、地域の魅力を知る良いきっかけになる」と声を弾ませた。
来館者を案内した同協議会の八木伸二さん(68)は「谷川岳の入り口として情報収集や環境教育の場に活用してほしい」と話した。通年開館し、入場無料。
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情報発信施設オープン 谷川岳の自然・歴史体感 映像やVR魅力紹介 みなかみで - 東京新聞
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