関越交通(群馬県渋川市)は、4月1日から定期観光バスの運行を始める。群馬県の自然や世界遺産を巡るコースを2つ新設した。新型コロナウイルス禍でインバウンド需要がしぼむ中、近隣の観光地を訪れる「マイクロツーリズム」の需要を狙う。
Aコースはこんにゃくパーク(甘楽町)や富岡製糸場(富岡市)などを巡る。Bコースは赤城山や赤城自然園(渋川市)を巡り、自然を楽しめる。両コースとも高崎駅発着。伊香保温泉(渋川市)に宿泊する利用客向けに同温泉も降車場所に設定した。
Aコースは大人は高崎駅下車で7000円、伊香保温泉下車で6800円。Bコースは大人は同駅下車で6000円、同温泉下車で5800円。運行期間はAコースが12月29日まで、Bコースが10月31日までの金、土、日曜日。冬期期間は別ルートで運行予定。
同社は2008年まで水上方面への定期観光バスを運行していたが、マイカーでの旅行者が増えたことなどから終了していたという。コロナ禍で注目が集まるマイクロツーリズムへの対応として、再び定期観光バスを始め、県内外からの観光客を狙う。
関越交通、観光バス運行再開 群馬の世界遺産や自然巡る - 日本経済新聞
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